反抗期といえば、2~3歳頃に訪れる【第一反抗期】
そして思春期に訪れる【第二反抗期】
第二反抗期は、一般的に小5くらいから中1になるあたりからスタートするとされています。
うちの小6の息子も反抗期の兆候が見えてきました。
何か言えばすぐ「嫌だ」「後で」
自分に都合が悪くなると「クソが!」
が最近の口癖
反抗期は成長の証でむしろ喜ばしいことなのかもしれませんが、やはりこちらも仏ではないのでイライラしてしまいますよね。特に私はキレやすいたちなので!
今回本格的な反抗期を前に、息子とじっくり話す機会を設け、今の気持ちを聞いておくことにしました。彼が何を考えどういう思考にあるかが分かれば、反抗期での対応がしやすくなると考えたからです。それには今しかありません。本格的な反抗期に入ってしまえば、話す事すらしてもらえないでしょうからね!
・反抗期に備え今考えている事を聞き出し、対応のヒントにする。
・息子とコミュニケーションをとりお互いを理解する。
・反抗期手前の息子の気持ちが分からないという人の参考に!
目次
性格と環境
考えていることと言っても個人差があるので、まずは息子の性格と環境を整理します。
長所
- 明るい
- ひょうきん
- 社交的
- 楽天的
- 自己肯定感が高い
- 素直
- 基本的には真面目
短所
- キレやすい
- 約束を守らない
- 時間にルーズ
- 言うだけで行動が伴わない
- 雑
- 話を聞いていない
- 根性がない
- 向上心がない
短所の方が次々に出てきますが、高学年になって自己主張が納まり協調性が出てきました。一時期はどうなることかと心配していたのですが…。
環境(背景)
父親(45)…大人しく優しいが卑屈になりやすい
母親(42)…マイペースで感情の起伏が激しい
一人息子で10ヶ月から保育所に預けられる。母親が夜勤をしていた為母方の実家でお世話になることが多かった。祖母は口うるさいタイプだが、母親は放任主義。
習い事は無理強いをせず、続いているのは学研とスイミングのみ。勉強も運動も普通。
息子の分析
自分が同じ頃よりも素直で単純、周りの子よりも話をしてくれる。
エネルギーが有り余っているが発散方法を知らずにすぐキレる。運動で発散できればいいのにやりたがらない。今は友達と遊ぶのが一番楽しい様子。
悪いことは認めて謝ることができるが、また同じことを繰り返す。
両親のことはまだ好きなようで甘えてくる。

自分のことについて
好きなこと
- アニメ(最近は遅ればせながらワンピースにハマっている)
- ゲーム(FORTNITE)
楽しみ
- 友達と話す事
嫌なこと
- 思いつかない
ムカつくこと
- 自分が言った事を拒否される
- バカにされる
欲しいもの
- お金(ワンピースの単行本をまとめ買い)
やりたいこと
- 屋根の上で日光浴
恥ずかしいこと
- ぬいぐるみ好きがバレること
悩み
- 身体的悩み(足が太い・背が低い・目が悪いなど)
悩みは友達に言って発散すると気が楽になる。
不安
- 将来ちゃんと仕事に就けるか
- やりたいことがまだ見つからない
将来
- 良い会社に入る
- 結婚して一軒家を買って幸せに暮らす
悪いと思うこと
- 他の人を傷つけること
学校のことについて
友達
- 優しい人・気が合う人
- 大概誰とでも友達になれるが、バカにしてくる人・自分勝手な人は好きでない
恋愛
- 今好きな人は、みんなに優しく気が利く人
顔は不細工すぎなければ良い
話題
- 漫画・アニメ・ゲーム
- 学校のこと・他の友達のこと
- 恋バナ
勉強
- 好きな教科…学活
- 嫌いな教科…なし
運動
- 好きな運動…鉄棒・水泳
- 嫌いな運動…縄跳び
先生
- 好きな先生…○○先生は優しくて、勉強を楽しく教えてくれる
- 嫌いな先生…××先生は理不尽に上から怒ってくる
いじめについて
- いじめをする人は子供で、自分に注目を集めたいだけ
- 自分は無力だから何もできない
親のことについて
父親
- 好きなところ…優しい・手先が器用でカッコいい
- 嫌いなところ…口うるさい・すぐ「ゲーム禁止」と言う
母親
- 好きなところ…心が広い・色々言わない
- 嫌いなところ…怒った時の口調
嬉しいこと
- プレゼント
ムカつくこと
- 自分の言い分を聞かずに怒る
- 言い訳しても信じてもらえない
- 理不尽にゲーム禁止にされる
求めること
- 喧嘩がない平和な家庭
- 親は親でそのままで良い。求めることはない
どう思っているか
- 親が自分のことをどう思っているか考えた事がない
- 親は親、自分は自分
- 親に言えないことはない
- 喧嘩してイライラしたら部屋に籠る。時間が経つと収まる
まとめ
話を聞いていて、太字のところがポイントかなと思いました。
- 問題は今のところ自分で消化できている
- 自分の主張を聞いて欲しい
- 自分が納得できるように怒って欲しい
- 納得できないままペナルティを科さないで欲しい
意外だったのは
- 思っていたほど親の顔色を見ていない
- 自分と親と完全に別物と考えている
- 自分で悩みや嫌な気持ちの解決法を分かっている
私が思っていたよりずっと大人でした!
ただ気掛かりなのはいじめの項目
「自分は無力だからいじめを止めることは難しい」ってところ。
素直な回答ですが少し心配ですね。
「親に言えないことはない」らしいので今のところ良さそうですが。
今回じっくり息子と話す事ができ、成長を感じられて良い機会となりました。彼が今どういう考えを持っているかが確認でき、これからの対応に役立てようと思います。
息子の色が濃く出た回答で、他の子とはまた違うと思いますが参考になったでしょうか。反抗期手前、最後のチャンスかもしれません。お互いのために腹を割って話すのも良いと思いますよ!