日本神話ゆかりの地である宮崎県 高千穂
神話の舞台と伝えられ、神々を祀る神社が数多く存在するパワースポットです!
今回は高千穂で三社参り!
訪れたのは2020年1月2日のお正月です。
それぞれ場所が少し離れているので車での移動がおススメ!
目次
高千穂神社
大分市内を車で出発し、まず向かったのは高千穂神社。
約1900年前、垂仁天皇時代に創建された高千穂郷八十八社の総社。
主祭神は高千穂皇神と十社大明神で、縁結び・夫婦円満・諸願成就・農産業・厄祓などに御利益があります。
場所・駐車場・トイレ
※拡大地図を表示すれば電話番号が分かります。
着いたのは11時半頃。神社に隣接する駐車場には列が出来ているけれど、何とか入れあまり待たずに停められました。
駐車場は約100台で無料。
満車の場合はすぐ近くに臨時駐車場(徒歩2分程)や、道の駅高千穂(徒歩5分程)があるのでそこから歩いてもいいですね。こちらも無料です!
駐車場内にトイレがあります。
広くはないので女性は少し待ちますが、身障者用トイレもありキレイです。予備のトイレットペーパーも沢山あり安心!
その日の参道は混雑しておらずサクサク進めましたが、屋台がフライドポテト・たこ焼き・焼き鳥の3つしかなくてちょっとガッカリ…。
手を洗って…お参りの列へ。
ここはさすがに階段にまで列が出来ていますが、進みはスムーズ。
正面と左右に分かれてお参りが出来るようです。
参拝の仕方は一般的な二礼二拍手一礼。(去年参拝した宇佐神宮は違うんですよね)
夫婦杉(めおとすぎ)
本殿横にある「夫婦杉」は二本の杉の幹が一つになっていて、この杉の周りを大好きな人と手をつないで3回廻ると幸せになるといわれているそうです。
ならばと家族3人手をつないで廻ります。
恥ずかしくない!3グループくらい廻っていました。
高千穂神楽
境内にある神楽殿では、365日毎晩20時~21時まで高千穂神楽を奉納しています。
①手力雄の舞 天照大神を見つけ出す
②鈿女の舞 天岩戸より誘い出す
③戸取の舞 天岩戸を開く勇壮な舞
④御神躰の舞 二神による国造りの舞
【料金】 1人700円 小学生まで無料
19時から当日受付のみ。
座布団や椅子の貸出しはないようですが、持ち込みは可能です。
お守り・おみくじ
沢山の種類のお守りがありましたが、買ったのは
私・旦那 交通安全のお守り(700円程)
息子 災いを避ける勾玉お守り(700円)
両親 ボケ防止のお守り(300円)
他の神社と比べ、かわいいお守りが多かったです。
おみくじは50円から。お守りつきは200円・300円のものがありました。
私は三社全部引くつもりなので50円のを引いて『吉』
高千穂峡
二社目の前に、高千穂神社から車で5分程の高千穂峡へ。
阿蘇火山の火砕流が五ヶ瀬川に沿って流れ出し、急激に冷却されたことで柱状節理の懸崖となった峡谷。昭和9年に国の名勝天然記念物に指定されました。
約1キロの遊歩道が整備されており、日本の滝100選にも選ばれた「真名井の滝」や「槍飛橋」。神話に由縁のある「おのころ島」「月形」「鬼八の力石」などがあります。
場所・駐車場・トイレ
高千穂峡内の主な駐車場は
・おしおい駐車場(1日500円)高千穂峡に一番近く歩かずに済む
・あららぎ駐車場(1日300円)※令和2年3月末まで工事中
・大橋駐車場(無料)中心となる場所まで遊歩道を20~30分歩く
・混雑時臨時駐車場(無料)シャトルバス運行あり
道路の案内表示に従って進んでいけば高千穂峡の中心部にたどり着き、奥におしおい駐車場がありますが…私たちは焦って手前の個人駐車場に停めてしまい、歩いたうえに500円掛かってしまいました。悔しい…。
高千穂峡中心部のトイレは、おしおい駐車場の奥とつりぼりのある施設内にあり、身障者用トイレも完備しています。キレイで並ぶこともありませんでした。
お店(食事・お土産等)

高千穂峡の石碑とつりぼりの周り、その周辺に飲食店と土産物屋があります。
・田舎家
・千穂の家そうめん流し
・まない
・お食事処千穂の家
私たちが行った日は閉まっているお店もありました。
御橋を渡ってすぐには高千穂峡淡水水族館(300円)があります。
つりぼり(500円)では何故かシロチョウザメ(写真右下)を育成中!
高千穂峡貸しボート
高千穂峡に来たらボートですよね!
寒いからボートに乗る人も居ないだろうと思っていましたが…大間違い!
長い列に1時間以上も並びました。
川の横で立ったまま並ぶので、待ってる間寒い!足元にカイロが欲しいです。
やっと順番が来て簡単な救命胴衣を着け、先頭に息子後方に私、漕ぎ手の旦那さんは真ん中に乗り込みます。
漕ぎ手は進行方向と逆向きに座って漕ぐので、他2名の的確な指示が必要ですよ!案外漕ぐのも難しいらしく思うように進みません…しかもボートが混んでてぶつかる!
あたふたしている横から鴨ちゃん達が追い抜いていきます。
滝に突っ込まないかハラハラ…タオルも着替えもないよ…。
30分の利用なので滝を超えたくらいでUターンしました。
天岩戸神社
お参りの続き、二社目は天岩戸神社です。高千穂峡で時間をとったので、16時近くになってしまいました。
天照大神(アマテラスオオミカミ)が隠れた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体としてお祀りし、天岩戸神話の舞台となった場所。 岩戸川をはさんで西本宮と東本宮が鎮座し、両社とも天照大神を御祭神としています。 川上には八百萬(やおよろず)の神々が集まり相談をした天安河原があります。御利益は諸願成就。
場所・駐車場・トイレ
周辺まで行けば駐車場は分かりやすく、4か所もあり無料です。
・第1駐車場 天岩戸神社西本宮前
・第2駐車場 天岩戸神社東本宮下(西本宮まで徒歩5分)
・第3駐車場(西本宮まで徒歩10分、東本宮まで徒歩5分)
・第4駐車場(西本宮まで徒歩15分)
繁忙期には警備員さんがいます。
夕方でも人手がそこそこあり、私たちは第3駐車場に誘導されました。
トイレは第1駐車場と第2駐車場、西本宮横にあります。広くはありませんが待つことも少なかったですよ。
天安河原に行く道沿いにはないので、気になる場合は行っておいたほうが良いです。
「古事記」「日本書紀」には、天照大神(アマテラスオオミカミ)が弟の素戔嗚命(スサノオノミコト)の乱暴に怒り、天岩戸に籠もられた事が記してあり、その御神体である「天岩戸」は西本宮から拝観することができます。(社務所にて受付必要)
天岩戸神楽
境内にある神楽殿では、無形文化財である天岩戸神楽が、春夏二回の大祭での奉仕と旧暦11月頃奉納されます。天岩戸神楽は33番の神楽で構成されており、五穀豊穣を祈る舞、悪魔を追い払う舞、病除けの舞などの各種祈願の舞があり、終盤に天岩戸開きの神楽を舞います。
【神楽奉納】
・春季大祭 5月2日(終日) 3日(午前中)
・秋季大祭 9月22日(終日) 23日(午前中)
・天岩戸夜神楽三十三番大公開祭 11月3日(文化の日) 10時~22時
天安河原
西本宮の列に並び参拝を済ませたら、そのまま岩戸川に沿って徒歩で約15分の天安河原へ。
天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸に隠れた為に天地暗黒となり、八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟。その一帯の河原では、石を積み願い事をすると叶うとされています。
高千穂峡の遊歩道と同じような道ですが、こちらのほうが滑ります!階段や足場の悪い場所もあるので滑らない靴で行きましょう。灯りもないので陽のあるうちに。
夕方寒くなってきましたが、参拝した殆どの人が天安河原へ流れます。本来ならもっと神秘的なんだろうけど人が多すぎ…。
それにしてもよく歩く…。
駐車場に戻る前におみくじを引き、やった!『大吉』でした。
屋台の数は少ないけど、神社の周りにはお洒落なカフェが何店舗ありましたよ。
荒立神社
三社参り最後は、天岩戸神社から近い荒立神社です。
17時半で薄暗くなってきましたが、それでも参拝者はポツポツやって来ます。
天孫降臨の際、瓊々杵尊(ににぎのみこと)の道案内をした猿田彦命(さるたひこのみこと)と、「岩戸開き神話」で天岩戸の前で舞ったとされる天鈿女命(あめのうずめのみこと)が結婚して住まわれた地とされ、切り出したばかりの荒木を利用して急いで宮居を造ったため、荒立宮と名付けられたといわれています。芸能と縁結びにご利益があるとされる神社です。
場所・駐車場・トイレ
ここは小さな神社ですが、駐車場は整備されていて場内にトイレもあります。
暗くなってきたので車も少なく停め放題でした。
七福徳寿板木(しちふくとくじゅばんぎ)
七福徳寿板木
この板木を心をこめて力強く七つ打って御祈願なされますと荒立宮の御祭猿田彦大神様はじめ天孫降臨の八百万大神様などの七つの御神恵を拝受する事が出来ます
一 五穀豊穣
一 交通安全
一 商売繫盛
一 家運繁栄
一 縁結び安産長寿
一 厄除け
一 芸能武道学業成就
この板木を心をこめて力強く7回打つと願いが叶うのだとか。
贅沢だな~でも案外7つもお願い思い浮かばない…。
右下の写真が叩いてるところですがブレてしまいました。
宮崎名物 チキン南蛮の元祖おぐら
チキン南蛮にはちょっとうるさい私。
宮崎のチキン南蛮はどこも美味しいですが、元祖は「直ちゃん」と「おぐら」です!
今回は帰りの高速に入る前に、久しぶりの「おぐら」へ。
ちょうど夕食時だし人が多い多い!ここでも待つのね…。
チキン南蛮の元祖だけに、集まりがあればここに来るんだろうなぁ。
みんなが好きな洋食屋の味です。
注文したのはモモ肉とムネ肉のハーフ&ハーフ、ご飯小盛です。
やっぱり安定の美味しさ、塩梅がイイ間違いないね~。
こってりしてそうなタルタルソースもペロっと全部いけちゃいます。
ちょっとオーロラソースっぽくて、しつこくない。
何となく以前よりボリュームがなくなったような気もしますが…
満足です!ご馳走様でした!!
まとめ
今回はお正月の高千穂ということで、前回行った時より人が多かったのですが楽しむことが出来ました!
混雑もテーマパークほどではないし、お正月2日目ということもあってか、駐車場に困ることもなく済んで良かったです。
神話や伝説の町は奥が深い!事前に勉強してその地を訪れると感慨もひとしおですね。
「古事記」「日本書紀」なんて全然興味なかったのに、もっと知りたくなりました。
ストレスが多い毎日、神話の里でパワーを感じてリフレッシュしてみてはいかがですか?
私もまだまだ行けてない場所もあるので、今度は泊りで行きたいと思います!
温泉も行ってないし、高千穂神楽見たいですしね!